かわいいが正義

いつまで経っても思春期

すなわち、パンタ・レイ―アンジュルム『輪廻転生〜ANGERME Past, Present & Future〜』感想

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アンジュルムのアルバム発売おめでとうございます!ありがとうございます!発売が決定したときから絶対に書くぞという気持ちでいた感想文にようやく手をつけました。


対象はDisc1全曲。100%主観のベタ褒めと勝手な考察と自己解釈ばっかりなのでそこはいちヲタクの独り言として見ていただければ。とくに推しメンをたくさん褒めます。

 

 

 

・I 無双 Strong!

 

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まあつまりそういうことなんですけど。

アンジュルム=最強の証明がこの曲なんじゃないかなというのを前からずっと思っていたんですよねほんと…アルバム収録ありがとうございます。

1曲目にふさわしくイントロのワクワク感がすごい。近未来的な乗り物(ざっくり)の起動音みたいな音があってからのアンジュルムの厚みのあるユニゾン。強い。ストレートに自分たちに自信がありますよ!っていう歌詞もまた良いんだよな~。わかるわかる、いつだってアンジュルムが最高で最強。

落ちサビのちょっとハスキーボイスとクリスタルボイスという対照的な声と圧倒的なビジュアルで攻めるりかみこ、国宝級です。

 

 

・赤いイヤホン


ツアーで聴いたときから大好き。アンジュルムは間違いなく強イイ女

『男なんかのわがままに 女はもう縛られない』。男なんか、って言っちゃう強い女の子のはずだけどなんかまだちょっとその男に未練がありそうなので私がもし主人公の女の子と友達だったら絶対そんな男やめときな!って全力で止めますね。何の話。

バッグの底から引っ張り出したイヤホンとこんがらがった(運命の)赤い糸。歌詞の中ではイヤホンの色が何色か直接書かれていないのがオシャレ(?)。元カレが部屋に忘れていった絡まったままのコードタイプの赤いイヤホンをまだ赤い糸だと信じてカバンの底に入れているのが…待って、やっぱりめちゃくちゃ引きずってんな…。

 

youtu.be


優秀なハロステちゃんがツアー映像を上げてくれているので合わせて見てほしい。

イントロで映る伊勢鈴蘭ちゃん、君ホンマに15歳の新人か…?みたいな色っぽい表情していてやばい。推しメンこと川村文乃ちゃんの2番ソロの『女はもう縛(られない)』がかっこよくてもうかれこれ100回ぐらい見ています。ショートカットで髪染めた文乃ちゃんはめっちゃイケ女。

 

 

・タデ食う虫も Like it!


涙腺ゆるゆるマンなのでラスサビ前の「誇れ」で毎回泣きそうになる。

オタクって常にちょっと生きにくいな~っていう感情を抱えて生きているじゃないですか。「週末いっつも何してんの?」って聞かれるたびに「あ~だいたい家でダラダラしてますね」みたいなことをヘラヘラ笑いながら返しているけど、実際はアイドルの現場求めて毎週末駆け回っているとか。仲良い人には隠すのもなんだしと思って正直に「女の子のアイドルが好き」って言うと若干引いた感じで「それはどういう気持ちで好きでいんの?」みたいな質問されて困るとか。どういう気持ちとかじゃなくて!ただ可愛いから好きなんだよ!

でもそういうごちゃごちゃした生きづらさとか取っ払って、好きなものは好きでいていいんだよって好きなアイドルが肯定してくれるんですよ。泣いちゃうでしょう。

私は好きなアイドルのことが大好きなので、自信を持って好きって誇れるようなオタクでいたいです。急に小学生みたいな作文。曲の感想どこ?

 

 

・夢見た15年


あ、あ、あやかのん~~~~~~!!!!!!!!

と言いながら崩れ落ちた。和田さんと共にアンジュルムを経験した唯一の初期メンバー、福田花音ちゃんが作詞したラストシングル。エッグ時代から数えて「15年」のキャリアとメジャーデビューシングルの「夢見る15歳」をかけたタイトル。ドラマかな、と思うぐらいよくできたシナリオですよね。オタクはそういうのに弱いんだよ…。

 

だからそんな彼女の考え方や価値観も尊重しつつ大事に言葉を紡いで行きました。
難しそうに真面目そうに見えて実はとっても素直で真っ直ぐな彼女の魅力と歌声を少しでも引き出せていたら嬉しいです。

 

 情報解禁。 : 福田花音 | PRESS [プレス] : Instagram [インスタグラム] を利用したブログサービス

 
是非全文読んでほしい。花音ちゃんから和田さんへの愛とリスペクトが詰まっている。それから一番近くで見ていたメンバーだからこそ彼女の思いを理解しているんだろうなと思いました。まあ全部オタクの勝手な解釈なんですけど。あやかのんはそういう次元超えてそう。

 

 

・フラグをぶっ壊せ! 


人選がえらい。ラップもあるロック調の曲で新メンバーの殻を破るのを支えるのが竹内さん室田さんの安定した2人。この曲にとっても声が合っていてカッコいい。

そしてかわいすぎる太田伊勢コンビのはちれラップ(言いたいだけです)。

アンジュルムのようなイマドキ女子が歌う『忙しい隙間でイイネを押しあって 義理がなきゃ壊れる ショボい関係なの?』というのがこのSNS大時代を皮肉っているようで痛快。

野外の夏フェスとかで生バンドで聴きたいな。ガンガン客席煽る竹内さんと、バンドにめちゃくちゃ絡む室田さん、46億年LOVEのときみたいに両手あげてぴょんぴょん跳ねる(可愛すぎるやつ)太田さん伊勢さん、想像できる。

 

 

・恋はアッチャアッチャ


突然のインド。間違いなくアンジュルムいちのトンチキソング。でも気がついたらアーッチャアッチャアチャチャアッチャッチャと呪文のように口ずさんでしまっているから恐ろしい。

「怒りたいの」と「踊りたいの」で韻を踏む児玉雨子氏のセンスがやっぱりめちゃくちゃ好きなんですよね。しかも「地元」から突然「地球」に規模が拡大するところでハロプロイズムというかつんくイズムを感じてニヤニヤしちゃう。

落ちサビ、というか最後のサビに入る前の『ぜいたく言わない』からのソロパートの流れが変な曲なのにかっこよくてずるい。Music Videoで桃奈ちゃんの顔がなぜものすごく大きくなるのがアンジュルム七不思議のうちの1つだと思うんですけどどう?

 

 

・帰りたくないな。


やっぱりつんくさんはパパなんだよな…………。歌詞もサウンドもセンチメンタルだし、歌い出しの和田さんの声が優しくてせつなくてオタクがもう泣いちゃいそうだよってなってしまう。

 

どこに帰りたくないっていうのは示されていないけど、お仕事が終わって疲れているけど、アンジュルムのみんなといる時間が楽しいから“帰りたくないな”ってリアルに思うんですよ。

 

和田彩花は恩師の歌詞に共感。アンジュルムが最新アルバムのお気に入りの楽曲をトーク!【ハロプロ誕生20周年記念連載】 (1/4) | 芸能ニュースならザテレビジョン

 
恋愛ソングとも捉えられそうな、ストレートな卒業ソングじゃないからこそいいんだろうなと思います。でもやっぱり和田さんからアンジュルムへの気持ちが確かにそこにあって。一緒にいたいってはっきりと言葉にするんじゃなくて「帰りたくないな」と言い換えているのも余計に胸にくるものがある。本当に卒業しちゃうんだなぁ。

泣くっていうのを涙でマスカラが落ちてしまうことから「目元(め)が真っ黒になる」で表現するつんくさんはやっぱり女子より女子

 

 

・いとし いとしと Say My Heart


ソロでもユニゾンでも文乃ちゃんのかわいい歌声が大活躍!推しメン大好きオタクなのでこのアルバムの中でこの曲がいちばん好き。

歌詞はもう児玉雨子愛してる!!!最高!!!(語彙)という感じなんですけど、雨子さんの書く歌詞の何が好きって韻の踏み方とか言葉のリズム感なんですよね。そもそもの言葉選びが好きなのは大前提で。今回の私のお気に入りは『夢中 優柔不断な You』、この短いフレーズに「ゆう」を流れるように繰り出すのが美しくてときめかずにはいられない。

言葉選びで言えば『キライ キライになれない スキで隙だらけな You』が、草食系のうじうじ男子に対して私イイ女でしょいい加減連れ出しなさいよという感じで強気に出ておきながら結局彼のことめちゃくちゃ好きなんやん~かわいい~となるので好き。あとは『英語しゃべれたって 敬語うまくたって 口説けなくては意味がない』とかものすごく好きな言い回し。まあこの曲の歌詞全部好きですけどね!

とりあえず『キラキラ 街じゅう』のパートを川村文乃ちゃんにした偉い大人の口座にお礼を振り込ませてほしい。キラキラ街じゅう、歌う文乃ちゃんはキラキラしちゅう!韻を踏みました。

 

 

・もう一歩


卓偉さんが書いたからか女の子のアイドルがあんまり歌わないような泥臭い歌詞がかっこいい。イントロのふなちゃんと勝田さんのフェイクでもう120点、そして室田さんが無双。これもいつか生バンドで聴きたいな~。お風呂でこの曲聴いてると最後の『もう一歩!』の音が上がるところでいつも3倍ぐらい気合い入れた声で歌ってしまう。

和田さんというある種神様のようなリーダーと全国各地から集まった個性豊かな粒ぞろいのメンバー、アンジュルムって少年漫画みたいなところあるじゃないですか。誰よりも熱くて仲間思いの主人公が同じ夢を共有できる仲間を増やしていってライバルと戦いながら強くなっていくような王道の。そういう妄想が大好きなのでもしアンジュルムがアニメ化したら(謎の妄想)主題歌はこれがいいなっていうのを考えていました。オープニングは「I 無双 strong!」でいこう、めちゃくちゃベタだけど。

 

 

・人生、すなわちパンタ・レイ

kotobank.jp


冒頭の和田さんの台詞はどんな顔をして聞いていいのかわからない。「ヘラクレイトスの言い方、なんかかわいいですよね。無知で恥ずかしいのですが最初ヘラクレイトスを呪文とか必殺技とかそういう決め台詞だと思って和田さんがポーズ決めながら言うのかな…とか考えながら聞いていました。哲学者の名前です。

つぶあんとかこしあんとか言っているから変な曲かと思いきや普通にかっこいいし、アルバムの中でいちばん輪廻転生感がある。流転の意味を辞書で引いたら出てきた言葉は、「絶え間なく移り変わること。生死・因果が限りなく続くこと。輪廻。」でした。

『たとえ今の自分じゃなくなっても 胸を張れ恐るな「自分」だ』の自分はきっとメンバーの入れ替わりを繰り返して変わっていくアンジュルムのことで、『嘆くなかれ 変わらぬハート ココにあるでしょう? 赤く燃える心臓』の赤い心臓は和田さんの魂のことなんですよ…残されるメンバーの背中を押すような歌詞にグッとくる。

でも『ココロマイレージ』はスマイレージ、『転がって 移ろって る』と『は散っちゃって 若葉萌ゆる』は和田さんじゃん…となって結局オタクは切なくなってしまう。万物は流転する。それでも寂しいものはやっぱり寂しい。というのは仕方がないことだと思う。

 

 

・鏡の国のひねくれクイーン


全員可愛い。

ポエムから一転して知能レベルが急激に下がってしまうぐらいユニット曲の人選がほんと天才なんだよな…。声質は結構バラバラなのに歌声がみんなかわいくてこの曲にぴったり。

これは半分くらい勝手な考察なんですけど、ひねくれクイーンというのは鏡に写る自分で、アプリで盛れていない「可愛くない私」っていう見たくない真実だけを見せてくるうるさくていちばんかわいくない存在なんじゃないかなって。そういう女子ならみんな共感できる歌詞。やっぱり雨子さんなんだよなー!『軽い女なんかじゃない』からの体重計への運び方がよすぎて唸った。

オタクよりも圧倒的に鏡見て溜息をつく回数が少なそうなアイドルがこれを歌っているっていうのがまた良いんでしょうね。早くライブで歌ってほしい。一番星よりも眩しいのは文乃ちゃんだよ!!!っていうやかましい台詞はもう用意しています。

 

 

・今夜もステキに落ち着けない


とっても選び難いけど僅差で勝田さんがいちばんイイ女に選ばれました!!!!!!と言いたくなるぐらい勝田さんがめちゃくちゃよい。でもふなちゃんも佐々木さんもイイ女感がすごいので3人で夜の街の天下取れるレベル。『元カレ何人 捨てれば 捨てれば 孤独に慣れるの?』って歌詞がヘキに刺さりすぎて捨てられる彼氏になりたい以外の感情失いましたね。ずっと何言うてんねん。

最後のサビの『コメディなのくだらないよ』の佐々木さんから『ずっと胸が騒いで』のふなちゃん、そして『静かに眠れない』の勝田さんのトリプルコンボでとどめを刺されます。つまり何が言いたいかというと人選が天才。(2回目)

 

 

・夏将軍


日差しが照りつける真夏をイメージさせるキラキラ感から、最後に向かってピアノが鳴ってどこかセンチメンタルな音になっていくのがちょっと涼しくなってきた夏の終わりの夕暮れっぽくて寂しい気持ちになる。アイドルが歌う夏の曲の「明るいのになぜか泣ける曲調」がたまらなく好きなんですよ私は。

 

川村「私は『夏将軍』の歌詞も和田さんを連想するんです。いつも和田さんは私たちのことを考えてよりそってくれていたので、和田さんへのアツい思いを一緒に燃え上がらせてくれるんです。なので、すごい好きな歌詞です!」

 

和田彩花は恩師の歌詞に共感。アンジュルムが最新アルバムのお気に入りの楽曲をトーク!【ハロプロ誕生20周年記念連載】 (3/4) | 芸能ニュースならザテレビジョン

 
和田さんの卒業が発表されたあと武道館で初披露されたのがこの「夏将軍」で、だから熱さの中にもすこし切なさが隠されているんじゃないかな。

『神々しいほど偉大なあなた』『強くて 逞しくて 明るく 大きくて いつでもみんなを導くように燃えてる』とか、普通の人だったら大げさに聞こえてしまうぐらいの言葉でも和田さんにだったら似合うなと思わされるからすごい。8月生まれの夏将軍、お慕い申し上げます。

 

 

・わたしの夢見た15年


イントロが有頂天LOVEのAメロと同じ音なのが…もう…。初めて聴いたときにあーもうこれはダメな(泣く)やつだと思ってたけど、感想を書くために何回も聴いたらやっぱりダメなやつだった。日本語が変。

和田さんの声ってなんであんなに切ないんだろうなぁ。スマイレージの時からずいぶん歌い方も声が変わった気がするけどやっぱり可愛くて、心のやわらかいところに引っかかるような。それは曲だけのせいじゃないような気がする。

 

 
そしてこの「仕掛け」がもう本当にずるい。和田さんってば、ぁまのじゃくなんだから。(号泣)

オタクごときが語れることなんてそんなにないし何を書いても陳腐でおこがましいのでつい昨日上がった花音ちゃんのライナーノーツを貼っておきます。

 

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・46億年LOVE


ラスト!!!!!ノってこう!!!!!!結局はラブでしょ!!!!!!!!!!!


もうなんかここまで3日かけて延々とアルバムの曲を繰り返し聴いていて最後に46億年LOVE流れた瞬間のラブがすごすぎてこのような結果になりましたお許しください。

この曲ホント大好き。もう何があっても「結局はラブでしょ」を合言葉にしたら生きていけそうな気がするもんね。

Aメロは私と彼、Bメロで街に出て、サビで突然の地球。でもだから、こんなちっぽけな自分の悩みなんか地球からしたらちっぽけなもんだよな~よし!とりあえず踊るか!ってなるのかもしれない。

ちょっとしんみりしたアルバムの最後は大団円。46億年LOVEは平和の象徴。アンジュルムラブ。(最後に卍がつきそうな終わり方)

 

 

というわけで15曲。あーーーーーーーー長かった、皆さんお疲れ様でした。


とにかく名盤なのでまだ手にとっていないそこのあなたへ届け!!